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よくある質問

土地の固定資産税が高いのですが。


回答:
 税金は絶対額よりむしろ相対的なもので、常に他と比べてその高い安いが感じられます。即ち、所得に比べてとか、地代に比べてとか、別の土地と比べてとかいう具合です。
 もちろん課税主体による不適切な評価が原因となっている場合があるかもしれませんが、むしろほとんどの場合は、土地の適切な利用がなされていないケースだと思います。収益力のないあるいは低い土地がある場合は、兎に角収益力のある土地に変換することです。
 地価が右肩上がりの時代には、土地はただ所有しておればよく、へたに利用するよりはむしろ更地で放置しておけばよかった訳ですが、今では土地を所有しているだけでは、はっきり言って損をする時代だと言い切れます。大切な資産である土地については、考えることが大事です。そのためには適確な情報収集と的確な分析力が必要となりますが、その道の専門家を活用して、10年後、20年後にあの時の判断は良かったと思えるような行動をとっていただきたいものです。
 銀行預金であれば、ペイオフを考慮に入れて、どこへ預ければ安全かを考える程度で良く、リスクと金利に対する判断を多少誤ったとしても、元本価値を減少させてしまうケースは稀だと思います。
 ところが土地については、現在価値と1年後の価値とを比べる手段が限られており、預金残高のような形で日頃見比べることがありません。又所有するためには、預金と比べて固定資産税等のコストが当然かかります。
 これらのことを考慮した場合、土地については本当の専門家を交えて常日頃から研究を行っておくことが大切だと思われます。